2011/07/22

アシストの本気?

株式会社アシストが、 Canonical社 と国内総代理店契約を締結後、「Ubuntu Advantage」サービスを打ち出した。
トッテンさん本気だったようなので、記事をまとておきましょう。

○プレスリリース
アシスト、エンタープライズ・サポート「Ubuntu Advantage」サービスの内容発表

料金体系を抜粋。(金額は税別)
デスクトップ
 ・Standard 13,650円/年(一般業務利用向け)
  内容:電話での問い合わせ、システム管理ツール「Landscape」の利用、ナレッジベース閲覧など
 ・Advanced 21,450円/年(開発者、管理者向け)
  Standardサービス+デスクトップ仮想化/デベロッパーツール

サーバ
 ・Essential 41,600円/年(一般業務利用向け)
  内容:電話での問い合わせ、システム管理ツール「Landscape」の利用、ナレッジベース閲覧など
 ・Standard 91,000円/年
既存のWindowsネットワーク(Active Directory環境)への統合、サーバの仮想化)
  Essentialサービス+Windowsネットワークへの統合+仮想化
 ・Advanced 156,000円/年(高可用性、クラスタリングなど高度な構成)
  Standardサービス+クラスタリング、高可用性+カスタムパッケージリポジトリ

※なかなか解りやすい。

○関連記事一覧

アシストが社内のPC約800台をWindowsからUbuntu Linuxに移行へ
アシスト、エンタープライズ向け「Ubuntu Advantage」サポートサービスの詳細を発表
Linux OS「Ubuntu」のサポートサービス、アシストが詳細内容を発表
アシスト、Ubuntuの保守サポート内容の詳細を公表


以下まとめて抜粋
・「顧客に推奨するためにはまず自分たちで使ってみないと」という理由から、Windows向けのサポートサービスに必要なシステムを除き、同社内のシステムを基本的に全てUbuntuベースに移行し、自社での運用経験によって得られたノウハウをサポートサービスに反映させていく方針
・アシストは2007年にオープンソースのオフィスソフトであるOpenOffice.orgのサポートサービスを開始したが、その際にも社内のオフィスソフトをMicrosoft OfficeからOpenOffice.orgに移行している。
・同社の社員は約800名で、社内には約1500台のパソコンがあるが、約800台がWindowsからUbuntuに移行する見込み。
・販売目標を初年度1億円、向こう5年間で5億円
・「販売額はもっと上積みできると見ている」(アシストのビル・トッテン代表取締役)


以上。
おお、本気っぽい!
今後のubuntuの国内普及に期待したく思います。


PS)
アシストの英語表記って、 K.K. Ashisutoが正式名称なんですね。
ubunutuのアシストサーバーって、勝手にローマ字化されてるのかと思ってました。ゴメンなさい。
トッテンさんの日本への愛ですかねー。